安定感がアップし、年末から決勝進出回数が飛躍的に増えているのがルーキー125期の秋末蓮だ。「落ち着いて走れているのが一番ですかね」と、好調の要因を自己分析。直近4か月が74.70、今期が74.86と、75点が見えてきている。

「人のスピードをもらうのが得意なので、捲りはよく決まるんです。そうなると後ろの選手にとってはキツい。本当はもっとラインで決めたい。先行に対する気持ちをもっと出していかないといけないんです。ラインで勝ち上がっていかないと決勝も不利な戦いになってしまうので。その辺が今の課題ですね」

　得意戦法で成績を残しているが、このままではダメだという自覚もあるようだ。防府は初参戦。

「33バンクは嫌いではない。うまく生かしていきたいですね」

　初日は4連勝中。積極的な攻めで初日の連勝を伸ばし、気分良く準決勝に向かいたいところだ。(netkeirin特派員)