2025/02/05(水) 19:30 0 0
4Rは地元の飯田裕次がゴール前で外を鋭く強襲。逃げ粘りを図った松岡晋乃介を8分の1車輪差でかわして2着。昨年9月の松山以来となる決勝進出を決めた。
「3着じゃ決勝に乗れないのはわかっていたし、中を行ったら2着までは届かないと思って、一か八か外を踏んだ。この2着は大きい。天野(純平)君が合わされながらも踏み続けてくれたおかげ。それで松岡君も脚を削られたと思うので。あとは先輩の瓦田(勝也)さんのおかげですね」
準決で連係した天野だけでなく、初日1Rで一緒に走った先輩の名前も挙がった。
「昨日のレースで後ろから見てくれて、レース後に“サドルそんなに低かったっけ?”って言ってもらったんです。それで測ってみたら、思った以上に動いていた。あんなに余裕があったのに差せなかったから、なんかおかしいなとは思ったんですけど。瓦田さんに言われなかったらサドルの高さは見てもいなかったと思う。助かりました。いつもの高さに戻して、今日の感触は良かったですね」
先輩から効果抜群の助言で状態アップ。昨年10月の落車で右肩の腱板を部分断裂し、その後もぎっくり腰に見舞われるなど苦しい時期が続いたが、地元で意地を見せた。決勝は単騎戦を決意。流れに乗って再び差し脚を伸ばせるか。(netkeirin特派員)