初日特選は後方に置かれて巻き返し失敗の堀川だったが、勝負どころの準決勝では森本桂のカマシを追い込んで1着となった。

「本当は突っ張って行こうと思ったけど、ちょっとスピードが違った。自分ではいつも通りの感じなんだけど、車間を空いてしまっていたし、調子が良いとは言えない。まだ落車して入院した時に落ちた体重が」とレース後に状態を自己分析。

　しかし、決して悪いことばかりではないようで「脚が上がっていないだけで、レースの流れとかは見えている」とキッパリ。決勝へはどうするのか？ の質問には「多分、修正はできると思うので何とかする」と言う。

　決勝戦は目標(佐藤壮志)があり番手戦となった。状態が多少落ちていたとしても、自力ではないので展開次第といえる。落車前の昨年11月以来、久々のVを決められるかに注目していきたい。(アオケイ・真島記者)