2021/09/06(月) 21:30 0 10
今の若手が武田豊樹の事をどう思っているか分からない。記者からすると永遠のスターであるし、喋る時でも、まだ緊張してしまう。オーラも健在だし、色あせた雰囲気はひとつもない。
来月の21日から、ここ弥彦で親王牌が開催されるが「今は、こんな感じだし走れないよ(笑)。だけど、2015年の弥彦の親王牌は惜しい準優勝。ワッキーの番手で粘り金子貴志君から番手を奪取。後ろに神山雄一郎さんもいたけど、勝ったと思った。その瞬間に、ピンクの園田匠君に強襲されてしまった」。
親王牌は獲れなかったタイトルで逆に思い入れがあるそうで「僕が駆けだしの新人の時に、親王牌で初めて決勝に乗った。まだ、右も左も分からない頃。2004年だけど、僕の後ろで小橋正義さんが優勝した。殿下に祝福されている姿を拝見して、タイトルの重みを実感しました」。
最後に、FIナイターが“自分の持ち場”と自虐的に笑っていたが、僕の心の中では輝き続けている。(町田洋一)