2025/01/29(水) 00:30 0 4
初日特選は単騎で6番車の根田空史が、最後方からの豪快捲りで点数上位者たちを蹴散らした。山口拳矢と吉澤純平が踏み合って捲り頃の流れになったとはいえ、猛烈スピードで駆け抜け上がり11秒3は文句なしの初日トップタイムだった(2番目が11秒8)。
「捲りが出ているのは、自分にとってはいい傾向。前回まで使っていたフレームの感触が全然ダメだったので元に戻した。それで今回はセッティングも大幅に替えた。ワッキー(脇本雄太)に近い感じで。高く、遠くなった。ハンドルを1センチくらい上げましたね。以前からワッキーの自転車を持っていたこともあったし、セッティングもいろいろと聞いていた。ちょっと踏み出しが重くて車間が空いてしまうけど、スピードに乗ってしまえば凄い。自分でもビックリするくらい伸びてくれた。これは使えますね」
同期モデルに近づけて自慢のパワーが見事に蘇った。
「この2場所で2点くらい下げてしまった。早めに回収しないと。この感じならやれそうですね」
準決勝以降も目が離せなくなってきた。(netkeirin特派員)