2025/01/27(月) 17:30 0 16
走り初めとなった1月取手シリーズはピンピンと並べて勝ち上がったが、決勝は仕掛けに乗って内を急襲した石井貴子や脚を溜めていた永禮美瑠らの勢いに屈して4着に終わった。それでも、3日間バックを取ったまくりは連日、好回転だった。
「風がものすごく強くてバンクも重かった。それに気温も冷たかったけど、あの中でも踏めたし悪くなかったと思います。あとは内を空けたりとか細かい動きですね」とタテ脚には及第点を与えた。
昨年は、4月に地元で行われた「第2回オールガールズクラシック(GI)」を制し早々とグランプリへの切符を手にした。目標が成就したのはよかったが、緊張の糸が切れたその後は燃え尽き症候群と化してしまった。何度も立て直そうとしたが「負けても闘争心すら起きなかった。気持ちも薄れていました」と佐藤水菜らナショナル勢の台頭も重なり、年末のグランプリまでズルズルと引きずってしまった。
「最大の目標を達成してしまって気持ちが抜けていました。今年は地元GIが無いし、そんなことにならないように!」と去年の失敗を戒めた。
まずは待望の2025年の地元シリーズ走り初めだ。ここは会心のまくりをでスタートダッシュを決める。(netkeirin特派員)