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【久留米競輪・ナイター】静養から復帰した宿口潤平「ラインのためと思って頑張ってしまう」

2025/01/27(月) 17:15 0 3

久留米競輪のナイター「第24回日本名輪会カップ戸上守杯×HPCJC(FI)」が28日に幕を開ける。9RのS級予選を走る宿口潤平に話を聞いた。

「スタートを頼まれた際に腰をひねってしまったんですよ」と話す宿口潤平

 宿口は昨年末の岸和田FI (12月31〜2日)を病気欠場しており、19日が初日の静岡FIから復帰した。岸和田の欠場理由を聞くと昨今、競輪界でよく耳にする話題が起因していた。

「年末の西武園でスタートを頼まれた際に腰をひねってしまったんですよ。終わってから痛みが出てしまい、年末年始だったし病院も空いていないから、ちょっと岸和田は無理と思ったんです」と大事を取り静養に努めた。

 7車立てが主流となると初手の位置取りの重要性は以前よりも大幅に増した。9車と違い動きが減る7車では前を取るか取れないかで戦局は大きく変わってくる。スタートの早さや回数は予想をする上での大事なファクターだ。

「7車立てで一回、後ろから押さえるのと前で受けるのとではだいぶ違う。後ろとなっては前でやる選手はきついですよ。自分は(スタートが)遅いのですけど、それでもラインのためと思って頑張ってしまう。そこで腰にきたんです(苦笑)」

 最近は「発走機を出たら腰にピリっときた」などの話を聞く機会が増えている。スタートの早さはテクニックや天性のものがあるとされ、選手にとっては得手不得手がある。宿口は苦手だと話すが、もし今回も頼まれれば? との問いには「それは、もちろん頑張りますよ」と即断した。ここは宿口が3番車で、ラインを組む山岸佳太が5番車、川口満宏も6番車と外枠とあって厳しいが、ラインが機能するためには持っている力のすべてを注ぐ。(netkeirin特派員)

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