2025/01/30(木) 10:00 0 7
高松競輪場で30日に初日を迎えた「玉藻杯争覇戦(GIII)」。勝ちにこだわる王道予想を提供する「水鳥会長」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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今シリーズの舞台となる高松はかつて333バンクだったものを400に改修したことによりカントのキツさが残るバンクとなっており、勝負所で外に膨れない分、捲りが決まりやすい印象がある。しかし内外伸びるコースもあり、逃げ残りの実績もまずまず。四方をスタンドで囲われているため風の影響も受けづらく、どの戦法も有利不利のない勝負に持ち込めるバンクと言える。
脇本雄太の欠場も相成って今節のメンバー構成はやや小粒な感あり。
伏兵的な自力屋も少なく、欠場となった清水裕友のピンチヒッターに指名された主役の郡司浩平もシリーズ通して自力勝負を余儀なくされる可能性が高い。初日特選を含め新山響平、郡司浩平、犬伏湧也のガチンコ自力対決が今節の見どころとなるだろう。
昨年は僅かに届かなかったSSの椅子だが中野慎詞、太田海也と並び今年は狙える一年となる一車。今節は援軍も厚くSSを押し退けてのV最短候補。
相変わらずのムラ駆けで成績はまとまらないが、機動型の層が薄い今節での先行力は予選では間違いなくトップクラスでチャンスあり。そろそろその秘めたポテンシャルを遺憾なく発揮し、シリーズ台風の目になるか。
欠場脇本の代役での登場となる颯馬。大宮記念(東日本発祥倉茂記念杯)では準優こそ失敗したものの3勝を挙げ充実一途。ロングも放てる迫力満点の自力を引っ提げ今シリーズのダークホース1番手か。
穴党には堪らないレーサーでスピード溢れるカマシ捲りは上位にも脅威の存在。しかしムラっ気も相変わらず同居で印が重いレースでは信用に足りない。あくまでも軽視されるレースで狙ってみたい一車。
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