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【平安賞】2度目の記念ファイナルを掴んだ瓜生崇智、松浦悠士の元へ

2021/09/04(土) 19:30 0 10

向日町競輪場の「開設71周年記念平安賞(GIII)」は4日に3日目を開催した。最終日の決勝戦に挑む瓜生崇智に話を聞いた。

自身2度目の記念ファイナルへ駒を進めた瓜生崇智

 準決11Rを2着で突破し、今年2月の高松以来、自身2度目の記念ファイナルへと駒を進めた。中団をさばいたり、準決のように内に詰まってもじんわりと1車ずつしゃくっていくなど、タダでは転ばないすばしっこい走りは、しつこくて濃い。

「8月に初めてGI(いわき平オールスター)を走って上位陣と戦ったせいか考え方が変わったというか、レースでの経験値が付いた。そこから色々考えるようになったから、前回の武雄でもS級初優勝できたし。興奮して体中から色んなものが出そうです」と神妙な面持ちで話す。

 決勝メンバーが出揃うと、位置取りを考え何やら思案投げ首。単騎でやるか近畿の後ろかの二択だったという。悩みすぎるあまり、松浦悠士の元へ相談しにいったほど。結論は「単騎で何でも」となった。

「松浦さんは他地区ですが西日本の先輩で日本一の自在選手。お話を聞いたら以前に同じような状況になったことがあるようです。『今節は3日間自分で動いて勝ち上がったわけだし、単騎ならまだしも3番手なら回らない方がいいのではないか』と言っていただきました。自分もそっちに傾いていたし迷いは吹っ切れた。決勝でも暴れて早くうまい酒が飲みたいです」と説明した。

 ただ単騎と言って脇本ラインの3番手にいるのは何ら問題ない。瓜生の位置取りに注目だ。(netkeirin特派員)

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