2025/01/12(日) 09:15 0 1
道中はバックで6番手シンガリと大苦戦。しかも踏み出した大久保花梨のスピードに口が空いてしまう大ピンチとなったが、そこからの伸びがよかった。「着以上に伸びた感じがありました。自分では3着まで行けたかな、って思うほどでしたから」と結果は4着と確定板入りこそ逃したが、明るい兆しを感じさせた。
話をくわしく聞くと「ここ数場所、着位が悪くなくなったんです」と充実気配を漂わせ、動き良化には明確な理由があった。「12月の高知からMBKってメーカーのフレームを使っているんです。シートが立っていてメッチャ軽い。使っている選手たちから『流れないときがある』って話も聞いたけど、私は進むんですよ。セッティングを見直せばもっと良くなると思うし、希望が見えた感じです(笑)」。また、新車に合わせて「サンの深さを5m変えた」と荒療治にも打ってでたことも奏功している。
現時点の悩みといえば、高知から連戦のため練習の時間が取れないことぐらい。とはいえ、ほぼぶっつけ本番で実戦に挑んでいる割には勝負に参加できている。
「体重を減らしたこともあって、バランスの取り方が気になるし本当は練習で乗り込みたいんです。練習で馴染めばもっと使いこなせると思うんですよ」とこの先、更なる上積みを予感させた。
まずは2日目、1Rガールズ予選2だ。初日に続き細田愛未や大久保花梨らスピード上位のメンバーとの再戦となるが、修正を施して両者に迫ってみせる。(netkeirin特派員)