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【平安賞】松浦悠士がヘトヘトの体にムチを打つ

2021/09/03(金) 19:30 0 7

向日町競輪場の「開設71周年記念平安賞(GIII)」が3日に2日目を開催。二次予選11Rを終えた松浦悠士に話を聞いた。

試行錯誤を講じて準決勝10Rに挑む松浦悠士

 11Rは牽制を見るや貫禄の前受けで別線を受けて立った。鐘4カマシでたやすく三好恵一郎を叩き切ったがゴール寸前にマークの池田憲昭に抜かれて2着。何となくかみ合わないのか首を傾げた。

「踏み込んだ感じが良くなかったし、出切るまでに体が突っ込んだ、出切ってからもきれいに回せていないし、終わってから何よりも重たい。変な感じです」

 原因は本人の中で何となくわかっている。
「昨日(初日特選)の接触でしょうね。あれで体全体に来たし首か左肩を痛めたのかもしれない。アップのときから重かった原因はそれ」

 初日特選は2センターで新田祐大に締め込まれて前輪を故障した。落車こそしなかったが、新田のハイスピードを前輪で一気に受け止めたダメージは大きく、体全体にガクンと来たはず。それはバランスも崩すはずだ。

「今のままのコンディションじゃ脇本(雄太)さんと戦えないのはわかっている。体の回復はこの短期間じゃどうにかなるものじゃないので自転車(のセッティング)で上積みを図りたい」と試行錯誤を講じて準決勝10Rに挑む。(netkeirin特派員)

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