2025/01/06(月) 11:30 0 2
初日3Rは菅谷隆司が前受けから突っ張り先行。ゴール前は末脚が甘くなって、2着に微差の3着。なんとか準決勝進出を決めたが表情は冴えない。
「うーん、あれで2着までに残れないのは…。最近はなかなか夢中な先行ができていないですね」
と首をひねった。“夢中な先行”。聞き慣れないフレーズが出てきた。
「自分の場合はいろいろと考えてしまうとカカリが良くないんですよね。出てから、流せる、とか思ってしまうと。もっと夢中に、がむしゃらに踏めている方がカカるし末も良くなる。年齢を重ねて、がむしゃらに踏めないことが増えてきちゃいましたね…」
あれこれ考える余裕があった方がいいとは限らないようだ。菅谷にとってはいい意味で何も考えずに突っ走った若い頃の走りが理想形。ちょっとした心の動きがカカリに影響するというのも興味深い。(netkeirin特派員)