2025/01/06(月) 11:15 0 1
前々期までS級に在籍しており、前期のA級戦は1度も予選スタートがなかった西田将士。今期初戦は久しぶりのA級予選だった。
「ちょっと緊張しましたね。田中(会心)君が頑張ってくれて1着を取れた」
初日4Rは田中会心の突っ張り先行に乗って番手から抜け出した。真後ろに馬場和広に入られ、ぎりぎりまで田中を援護したが、田中は3着だった。
「難しかったですね。ワンツーだったら最高だったけど…。真後ろからだったし、田中君もあれだけ踏んでいて最後はタレてました。余裕はあったんですけどね…」
年末の開催を腰痛で1本欠場。2週間以上空いての実戦だったが動きに問題はなさそうだ。
「腰痛が治って練習もできたので。どちらかといえば基礎的な練習を多めにやった。自分はヨコの動きが弱い。S級に行った時はそこも求められるので、その課題をテーマにやっている。荒井(崇博)さんと並走の練習をしたりですね。スピード競輪になっているのでタテ脚の方が大事だけど、ヨコも大事。その辺も意識して取り組んでいきたい」
昨年10月に41歳になった。来期はS級復帰が確実。自身の課題を把握し、さらなるレベルアップへ、努力を怠らない。(netkeirin特派員)