戸田瑞姫は昨年前期、競走得点52点台をキープ。決勝の常連となってブレークの兆しを見せていたが、後期に入るとガタっと急降下。決勝を逃すことも増え、白星からも遠ざかってしまった。

「ケガをしたとか、体調を崩したとかじゃなく、急に悪くなっていってしまいました(苦笑)」と首をかしげたが、「前回の2日目に、久しぶりに良かったころの感じがあったんです」と昨年の最終戦で、ようやく復活の糸口をつかんだようだ。

「決勝で離れてしまったし、まだまだではあるんですけど、早く調子が良くなるように、やれることはやっているので。少しずつしっかり上げていって、なんとか結果につなげられれば」

　今開催はガールズが3人欠員状態。勝ち上がりを逃すと最終日の一般戦がレースカットになる恐れがあるが、逆に言えば決勝進出のチャンスでもある。「まずは決勝に乗れるように。できれば久しぶりの1着も取りたいです！」と笑顔で意気込みを語った。(netkeirin特派員)