2024/12/23(月) 19:15 0 2
前から4番手に位置すると、足を溜めて2センター手前から踏み上げ直線中コースを突き抜けた。ゴール後は声援を背に手を掲げて会心のウィニングラン、と思われたが結果は逃げた吉岡詩織を8分の1輪差で抜けず2着だった。
「ゴール後に『西島、いいぞ〜』って声が聞こえたから手を振って応えたんですよ。でもビジョンの映像を見たら、あれ? 抜いていないぞ、ってなり慌てて手を下ろしました(笑)」とぬか喜びに終わった。
それでも、直線の伸びはけたたましく、前に詰め寄ったスピードは良かった。
「バックで行こうとしたけど風を感じて行けないかも、ってちゅうちょした。遅めの仕掛けになったけどあの位置から吉岡さんを追い詰められたし脚はメッチャいい」と3角の登りがカベのようにきつい、と形容される当地の特性を熟知した地元選手らしいレースだった。(netkeirin特派員)