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【九十九島賞争奪戦】地元のスター井上昌己が人気に応え白星発進「ヤベー抜けねーかも、って焦った」

2024/12/19(木) 19:15 0 1

佐世保競輪の「開設74周年記念 九十九島賞争奪戦(GIII)」が19日に初日を開催。一次予選11Rを走った井上昌己に話を聞いた。

一番人気に応えた地元の大スター・井上昌己

 予選のトリを務めたのは地元の大スター井上昌己だ。ここは幾度も連係を重ね、今の九州地区でもっとも頼りになる伊藤颯馬を足場に貫禄差し。井上に3番手の瀬戸晋作も続き、九州トリオで確定板を独占した。なお2車単160円に3連単280円はいずれも一番人気だった。

「シンプルに前を取って引いてカマシ、これが3人で決めるには一番いいと思った」

 伊藤のダッシュが生きる得意パターンを提案して自由に駆けさせ「タレなかったし、ヤベー抜けねーかもって焦ったですよ。オッズを見て差し目が一番人気だったし、もう少し緊張して走らないとダメですね」と笑いを誘い、ライン決着を喜んだ。

 2日目、8R二次予選は地元同士の山崎賢人に任せることになった。あいさつに訪れた山崎に「カマシ、まくり禁止な」とけん制したが、もちろん井上の冗談で、伊藤と同様に最善の策を授けて再度ノビノビと駆けさせる。(netkeirin特派員)

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