2024/12/07(土) 14:15 0 4
初日、2日目と人気の中心に推されながら見せ場をつくれず敗れていた伊東翔貴は、2日目のレース後に「山賀(雅仁)さんから自転車を借りてみます」とフレームチェンジを敢行。山崎芳仁のアドバイスをもらいながらセッティングを出して、反撃態勢を整えた。
そして迎えたこの日、圧倒的な支持を集めたが「三分戦で(岡崎景介が)ブーメランをすると思わず、どこで行くべきかわからなくなってしまった」と仕掛けるタイミングを逃し、またも消化不良の形に。最後は外を伸びて2着に入ったが「力を出し切るレースをしたかったので…」と悔しさをあらわにした。
フレームの持ち主の山賀は伊東のレースを見て「俺のフレームの特性を全然生かせていないじゃん(苦笑)。一撃にかけてドカンと行ってくれればすごくいいのに。ちょっとタイミングがずれていましたよね。まあでも最後は伸びていたし、ドカンといければ合うと思うんですけどね」と分析。
伊東は「自分の体が悪いのか…。最終日はメンバーなどを見て、もう一度山賀さんのフレームをつかうか、自分の物に戻すか考えるつもりです」と思案中だ。
選手紹介時に鮮やかな水色のフレームに乗車していれば、再び山賀のフレームで「ドカンと一撃」を狙うということだろう。いずれにしても、競走得点100点台の底力を見せつけたいところだ。(netkeirin特派員)