2021/08/23(月) 20:00 0 2
準決で松浦悠士はロングまくりを敢行し、見事ラインでワンツースリーを決めた。会心の走りができたようで、レース後は珍しくガッツポーズも飛び出した。
「初日、2日目に比べて今日(3日目)は断然良かったですね。“自転車を寝かせる”っていうテーマが自分の中にあって、初日、2日目はできなかったんですけど、今日はそれができた。タイムも出たと思います。それに何よりラインで決められたのがうれしかった。同期の藤岡(隆治)さんにはA級の時から何度か前で引っ張ってもらったことがあったので。それで(ガッツポーズが)つい出ちゃいましたね(笑)」
新田祐大の脱落もあり決勝は人気を背負っての戦いとなりそう。
「新田さんがいなくなって(相手も)色気が出てきたかもしれませんね。誠一郎さんも本当に強い。ただ、そろそろ疲れが出てくるはず(笑)。コマ切れはやりやすいしライン3車も大きい。警戒されると思うけど、そこをかいくぐってラインで決めたいと思います」
リップサービスを交えつつ真摯に答えてくれた松浦が、今年6回目のGIII制覇にリーチをかけた。(netkeirin特派員)