前場所の宇都宮(オッズパーク杯)で嬉しい初優勝を飾った卒記チャンプの桑名僚也。先行、捲り追い込みと多彩な攻めで、本デビュー後も善戦している。

「前回の宇都宮では新車を試して乗った感じは良かったので、今回もこれで走ります。ギアを3.85から3.92に変えてみたりと今は何が自分に合うのか色々試行錯誤して走っています。初優勝は素直に嬉しいですし、単騎だったのですが上手く走れて手応えも感じました。今回は地元の大宮に呼んで頂いたので当然優勝を目指します。脚はまだまだなのでコメントは変わらず自在です。」

　なかなかラインでは決まらないが一戦一戦、着実に力量は増しているイメージ。今回同時斡旋の師匠飯田威文との師弟連携は近い。(アオケイ・松野記者)