2021/08/21(土) 10:30 0 6
普段は男子選手に交じって練習をしているという。上田尭弥や中本匠栄といったS級上位の面々から年齢の近い若手たちまで、バンクに行けば誰かしらおり練習相手に事欠くことはない。「皆さん強いし自然と脚が付きますね。だけど…」と困った事がひとつあるという。
「10月でバンクに入れなくなってしまうんです。アマチュアの子たちが試験を受けるギリギリまでは使えるみたいで、スタンドの方から取り壊しが始まるみたいです。私もバンク練習が中心だったのでこれからどうしようと考えているところです」
2024年度に再開を目指す新生・熊本競輪へ向けて始動したのはめでたいことだが、選手たちは練習をする場所を失ってしまうというジレンマを抱える。熊本にはほかに競技場がないため、バンク練習をしたいときは九州各地区の競輪場へ出向くこととなる。生まれ変わるためにも、ここ数年はそれぞれが現状を受け入れていくしかない。
「今年も10人近く試験を受けるアマチュアがいますし、また大所帯になりますね。私たちは地元開催を走ったことがないから今から再開が楽しみです。周りが『地元割増』って言葉を使うけど私たちは経験したことがない(笑)。練習は街道をメインに、たまに他地区のお世話になる感じになりそうです」(netkeirin特派員)
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