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【周防国府杯争奪戦】地元記念中に勇気ある決断をした桑原大志

2024/11/02(土) 22:00 0 9

防府競輪「万博協賛 周防国府杯争奪戦(GIII)」は3日に準決勝が行われる。12レースに出走する桑原大志に話を聞いた。

「思ったより緊張しているのか、車の進みが良くない」と初日後に話していた桑原大志

 二次予選10Rで逃げ切った太田海也マークから2着の桑原大志。3番手の阿竹智史も3着に続いて、中四国トリオでの超ド本命決着となった。

 一次予選は取鳥雄吾マーク、二次予選は太田マークから2着2本の桑原は自身の動きが納得いかないのか、レース後の会見で"大手術"を宣言した。

「連日、打鐘から一本棒で恵まれてるだけ。はっきり言って余裕はないですね。練習とは違うんだと思い知らされている。悪くなってもいいから大幅に替えていきたい。サドル周りとかシューズ、高低差のバランスとか、いろいろとです。組み合わせも考えながら」

 初日後は「思ったより緊張しているのか、車の進みが良くない」と話していたが、2日目を終えて"このままではダメ"の決断に至ったようだ。

「たとえダメになってもいい。替えてみる。同じことをやってもどうにもならないので」

 実戦でしか感じ取れない、トップ選手との差があるのだろう。それにしても、地元記念の準決勝を前に、この決断をできる選手がどれほどいるのだろうか。3日目のレース後に、大手術の答え合わせをしてみたい。(netkeirin特派員)

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