2024/10/30(水) 20:00 0 1
今節のS班のメンバーは、地元の清水裕友を筆頭に深谷知広、山口拳矢の3人。京王閣記念に比べて、メンバーは小粒だが、リニューアルされた、短走路バンクで激しい攻防が予想される。
注目は前人未踏の地元記念の7連覇を目指す清水裕友だ。共同通信社杯の横突起骨折で、弥彦の親王牌は2割か3割の状態。それでも賞金でグランプリ出場を、ほぼ確定している立場だし、少しでも調子を戻しておきたい。
深谷知広は、地元静岡グランプリの出場を目指して勝負駆けが続く。現在賞金順位は7029万円で10位。9位の岩本俊介とは500万の差があるし、優勝して上積みを狙いたい。26日に、バンク改修も終わり、やりたい練習ができる様になったのもプラス材料。
山口拳矢は賞金29位で、競輪祭を獲るしかない。限りなく不可能かもしれないが、ダービー王でもあるし、持っている男なのは間違いない。
初日特選の想定メンバーと並びだが、太田海也に清水裕友。そして3番手は中四国ラインで松本貴治。太田海也は世界戦が終わり、前回の小松島で復帰したが、不運な2着失格だった。深谷知広には武藤龍生。菅田壱道の機動力には永澤剛。稲川翔は、近況、山口拳矢には付けていないので、お互い単騎だろう。ヤマケンは捲り狙いで、イナショーは好位確保から。
予選スタートだが防府に出稽古している取鳥雄吾は、決勝進出がノルマ。もちろん、地元のドン的な立場の桑原大志も、気合は誰にも負けていない。
吉田拓矢もS班復帰に懸命だし、小松崎大地、河端朋之も特選シードのメンバーと遜色はない。
最終日に126期生による、ガールズルーキーシリーズプラスも行われる。断然の本命は未来の大スター仲澤春香。近況、完全優勝を含む、5場所連続のV。来年のグランプリは、間違いなく出場しているだろう。