2024/10/28(月) 15:45 0 5
京王閣競輪「開設75周年記念・ゴールドカップレース(GIII)」は28日、3日目を開催。9Rの特選に出場した吉田有希に話を聞いた。
「最近は警戒されることも多いし、なかなか先行させてもらえない」と話していた吉田有希だが、この日は果敢な仕掛けで主導権を握ると持ち味の強靭な粘り腰を発揮して、自力兼備の寺沼拓摩を振り切り1着。節目の通算100勝を“吉田らしい“走りで飾った。
同期の中でも出世が早かった方だが「100勝達成は(周りより)遅れている方」と話す通り、苦しい時期も味わった。
「S級に上がって1年目までは良かったけど、2、3年目はちょっと半端になってしまった時期もあったので。100勝は嬉しいけど、これからは内容にこだわって走っていきたいです。あと、ちっちゃいプライドですけど自力にこだわってやっていきたいとも思っています。まだ関東の先輩たちに貢献できていないので。同期の北井佑季さんや犬伏湧也さんの活躍はもちろん刺激になるけど、年齢的にも自分は下だし、これからしっかり頑張っていきたいと思います」
気持ちを新たにした吉田は、これからもどんどん白星を積み重ねていくことだろう。(netkeirin特派員)