この日の1、2Rは一般戦。欠場者が出なければ帰郷を余儀なくされるレースを吉田は走り終えた。

「情けないですね。自分の脚力が著しく落ちているって感じはないんだけど、レースの形が変わって若い子が出てくる中、対応できていないなと感じる。今までも大きく変わってきた20年に対応してくる中で、今の若い子が目指しているところ、見ているところが違うなと。それは全然、悪い意味じゃないですよ。(自分らの頃は)いきなり飛び級で上にいっていいのかなとか思うところもあったが、時間だって限られているので。自分もそれに対応するというか、上を目指していかないといけない。いい意味で刺激を受けてやっていきたい」。

　吉田に限らず取材をしていると同じような話しを耳にする。競輪に限ったことではないような気もするし、ひと言で時代の流れといってしまえばそうなのだろう。(アオケイ・市川記者)

【netkeirinアンケート実施中】
netkeirinでは車券投票される方全員を対象にしたアンケートを実施中。回答された方の中から抽選で10名様に競輪の軍資金として現金1万円をプレゼント！ 以下のURLよりご回答いただけます。

▶︎アンケートに回答する
※外部サイトに遷移いたします。