2024/09/14(土) 18:45 0 10
先日、脇本雄太の優勝で幕を閉じた向日町競輪GIII「開設74周年記念平安賞」。窓場は激しくまくりを見舞ったが脇本の仕掛けに屈して2着と、施設改修前の最後の地元記念を飾ることができなかった。
中3日で挑んだここは「2着の悔しさでドッと疲れが倍増した」と気持ちを切り替えが難しく、初日は石塚輪太郎マークから連に絡むことができなかった。
二次予選Bは一転して自力勝負。普段の持ち場に戻ったことで持ち直したか、窓場らしい痛快な一撃が決まった。それでも「これだけのメンバーの中でしっかり戦えているのかというと…。オールスターのときの半分ぐらいの状態ですね」と歯切れはいまいちだ。
そうであっても、あえて自らに重いテーマを課して戦局を突破しようとしている。「疲れがあったりしていても、京都の先輩たちを見習って一走、一走を全力で走ることが課題。上で戦うには、こういう状況を切り抜ける力が必要になると思うので」と逆境にあらがっている。(netkeirin特派員)