9月5日、向日町競輪場で行われた平安賞(GIII・初日)の初日特別選抜は、和田真久留(33歳・神奈川=99期)が番手から差し切って1着、追い込んだ荒井崇博(46歳・長崎=82期)が2着、逃げた北井佑季(34歳・神奈川=119期)が3着に入った。3連単は⑨-④-②で46,460円という配当だった。
レースは残り2周で北井が先行するも、
窓場千加頼(32歳・京都=100期)が叩きに行く展開。窓場がいったん前に出て北井を叩き切るが、北井が窓場の番手の
脇本雄太(35歳・
福井=94期)を捌いて、窓場の番手に嵌る。そして間髪入れずに最終バック入り口で北井が番手捲りを放ち、近畿勢を沈める。そこへ最終バックで
清水裕友(29歳・山口=105期)が捲りを放つが、南関番手の和田が牽制し、清水を止める。直線に入って粘る北井を和田が交わし、荒井の追い込みも凌いで初日特選を制した。