2024/08/29(木) 15:00 0 8
練習中の落車で頚椎損傷の大ケガを負った坂口晃輔が、今シリーズで2か月ぶりに復帰を果たした。その復帰戦は、藤井侑吾の強烈な仕掛けになんとか食い下がり2着をキープ。圧倒的な支持に応えたが、レース後はぐったりした様子で引き揚げてきた。
「(ラストは)気が遠くなる1周でした(苦笑)。引きずり回されました。(後ろが地元で)迷惑かけたらアカンから必死でした。感覚は…。ヤバイです。疲れ果てたし実戦はやっぱりキツかったです」
そもそも命に関わる大ケガだったようで「気づいたら救急車の中でした。ヘルメットもパックリ割れていたし。一時は握力が10くらいまで落ちて、まだビリってすることもある」と明かした。
それでも「あまり長く休むと復帰するのが怖くなると思ったので、ギリギリのタイミングで練習を始めました。復帰に向けていろいろな方にお世話になったし、こうやってひとつ無事に走れたのはよかったです。できれば抜いてガッツポーズをしたかったけど、それは後日にとっておきます」と最後は笑顔で締めた。(netkeirin特派員)