2024/08/27(火) 21:15 0 6
西武園競輪場のミッドナイト「WINTICKETミッドナイト(FII)」は28日、初日を迎える。9Rの特選競走を走る関東の3人に話を聞いた。(アオケイ・長谷川記者)
3人でまとまるのか、栃木栃木と柿本大貴で分かれるのか。並びが注目された初日特選の関東勢は長い話し合いの末に3人結束となり、秋本耀太郎-古川尚耶の間に柿本大貴が入る形で落ち着いた。
これについてまとめ役の古川尚耶は「俺の方からまとまろうと提案しました。これが宇都宮なら(秋本の番手を)回さないけど、他の競輪場ならね。柿本君とも今までけっこう連係しているし、自力でやっている子だったらワッシャーかませる(間に入れる)のも全然あり。その方がラインとしても引き締まるでしょう」と説明。
先導役となった秋本は「自分は前でやりたい、柿本さんも前でやりたいってなったんですけど、最終的には自分の意見が通りました。年齢的にもまとまるならこれが自然だと思うし、前になった以上は責任感を持って走ります」と力強く宣言。
そして古川の配慮で番手となった柿本は「この間の青森で古川さんの前で下手レースを2回もしているし、今回はいい思いをさせてあげなきゃと思っていたのに、その俺が間に入れてもらえるなんて複雑ですね。まあ、でも、複雑と言いつつ、嬉しい気持ちもちょっとあります(苦笑)。こうやって並びを決めるのに時間がかかるってことは、関東の若手がたくさん出てきて、層が厚くなっている証拠。番手のレースも嫌いじゃないし、自分の出来ることを精一杯頑張ります!」と誓った。
ちなみにこの9Rの先頭誘導員は平原康多が引く予定になっており、地元のスーパーレジェンドの前で関東の美しい連係を披露する。