2024/08/18(日) 09:15 0 4
世界と戦ってきた小原はひとまわり逞しくなって帰ってきた。一走目こそ着外に沈んだが、二走目、三走目と確定板入り。四走目は長い距離を踏んで押し切る超強いレース内容だった。
「後藤君との2分戦みたいなイメージでした。先行争いまであるなと思っていて、ある程度は覚悟していた」とレースを振り返る。
実際のレースは赤板から後藤大輝ともがき合う力比べ。しかし、ホーム手前、後藤の仕掛けが一車だと分かると冷静に番手に入り、そこからすかさず仕掛けるタフなレースで勝ち切った。
「成田さんに助けてもらいました。自分がもっと良いスピードを出せていたらワンツーが決まったはず。ちょっと末を欠いてしまって。それでもこのメンバーで距離をもがいて1着なので」
強行日程の中、強いレースを披露している小原。「時差ボケはまだ治らないけど、少しずつ良くなっている。またラインで決められるように最終日も頑張ります」とあと一走強い気持ちで走り抜く。(アオケイ・石濱記者)