2024/08/15(木) 19:45 0 7
最終ホーム手前からの巻き返しは番手の岩津裕介が離れ、瞬く間に藤井侑吾を飲み込みひとり旅。上がりタイム10秒8を計時する痛快弾は規格外だった。
「藤井さんがカカる前に行きたくて、バックで捕らえるイメージで駆けた。昨日に不甲斐ないレースをしていたので1着が取れて良かったです」
「不甲斐ないレース」とは2日目12R「オリオン賞」のこと。中四国スジの太田海也をマークしたが、山口拳矢に捌かれあっさりと番手を明け渡してしまった。勝手の違う番手回りとはいえ失敗は失敗。今回は反省を込めてレースに挑んでいた。「昨年もオリオン賞でいいレースができなかったんです。その分、切り替えはできたと思います」とリズムは良化しつつある。
昨年の当大会もオリオン賞は着外に終わったが、そのあと怒涛の3連勝を飾り決勝に進出している。今年も2走目までは同じ流れとあって、ここからの進撃に期待がかかる。(netkeirin特派員)