7月31日、高知競輪場で行われたよさこい賞争覇戦(GIII・3日目)の準決勝(12R)は、追い込んだ佐藤慎太郎(44歳・福島=78期)が1着、番手捲りから粘り込んだ河村雅章(38歳・東京=92期)が2着、内で詰まりながらも追い込んだ志村太賀(38歳・山梨=90期)が3着に入った。3連単は⑨-⑦-③で13,350円という配当だった。

　レースは打鍾で磯川勝裕(26歳・東京=113期)が先行。河村、志村と共に出切る展開。後方で松本貴治(27歳・愛媛=111期)が新山響平(27歳・青森=107期)を内に閉じ込め牽制、新山と佐藤にとっては苦しい展開に。しかし佐藤は最終向正面から切り替えながら動き、更に捌きながら上がって行く。直線手前で前を射程圏に入れ、最後の直線は番手捲りで抜け出していた河村を一気に交わし、格の違いを見せ付けるように1着。完全優勝に王手を掛けた。

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