2021/01/24(日) 17:01 0 0
京都向日町競輪場の「日本名輪会カップ荒木実賞」は25日に初日を迎える。特選12Rの東日本勢は3車。菅田壱道の「自力」はすんなりと決まり、番手は武藤龍生。東龍之介は単騎の総力戦となった。
先に到着した武藤は東の出方次第で状況が変わるだけに、東のコメントに注視していたが、東はちゅうちょせずに「自分でやる」と即決した。
「菅田さんの番手? 少しは考えましたが菅田さんの番手を回ったことがないから。それに今回は来月の地元GIへ向けて自分の足がどれだけのものか、力試しをしたかったから」と理由を説明した。
2月に「全日本選抜競輪」が川崎競輪場で開催される。アマチュア時代から花月園競輪場をホームとしていた東にとって「(花月園が無くなってからは)街道練習が多かったし、そこまで川崎への執着がなかったんですよ」と位置づけていたが、ここ最近は「ホームバンクの大事さを実感できる」とより一層、地元バンクに愛着を持つようになった。
選手生活の集大成とも言える大一番を前に「気持ちも体も上向き。段々とモチベーションが上がってきた」と胸は高まる一方で、「今節、初日にしっかり動ければ自信になる。楽しみです!」と今からはやる気持ちを抑え切れない。