一次予選2の口開けとなったここは松井宏佑が地元の声援を力に変える激走で制した。当地をホームとする松井の連勝にスタンドの地元ファンは喝采した。

「初日もそうでしたけど地元の人たちにいいレースを見せられればと思っていたし、確定板に載れたのでよかった」と気持ちのこもった2走を振り返った。初日、2日目と走ったことで3日目、15日は休みとなる。

「1回休めるのは大きい。気持ちも1回落ち着かせることができるので」と長丁場に備えた。

　目指すはもちろん、4日目の「シャイニングスター賞」進出だ。準決へフリーパスとあって何としても権利を獲得したいが、昨年の当レースのボーダーは24ポイント。松井がここまで積み上げたポイントは「23」とあって現時点では厳しい位置にいるが、これはあくまで目安だ。2日目、3日目で何があるかわからずまだまだ可能性は残されている。松井は体を休め、一縷の望みを託して朗報を待つ。(netkeirin特派員)