2024/07/24(水) 18:45 0 3
初日は前受けから内藤久文を突っ張った望月だが、最終ホーム手前からペースを上げてフカし気味に先行。空いた車間を詰めながら追い込んだ内藤に行かれたが、番手の鈴木良太が抜け出し2着。望月は着に絡めず5着だったが、力強い逃げで内容十分のレースだった。番手の鈴木も「フカし過ぎていたね。番手でも脚が溜まらなかったくらい(苦笑)」と言っていた。
望月に聞いてみると「わざと早めからペースを上げたっていうのもあるけど、今回からギヤを3.85から3.92に上げたのですが、85の感覚で踏んでしまいました(苦笑)。戻すかどうか悩むけど、とりあえずは様子見でしばらく使おうかなと思います」。
「本当は(1・2班初戦の)別府の最終日に勝部(貴博)さんと一緒だったので、力勝負をしたいと思っていたけど、ぐちゃぐちゃになって力勝負ができなかった。今回はしっかり力勝負ができたと思う。あとは流しすぎて行かれてしまったりしているし、踏むタイミングやペース配分とかを覚えられれば。少しずつ慣れていければ」と今後に向けていい兆しを掴んだ様子。
現在はホームバンクでもある静岡はGP開催に向けて改修工事中。10月まで使えないようで、父の裕一郎や桜井大地と街道がメインのようだ。なかなか思うような練習はできないかもしれないが、望月はチャレンジ時代もコツコツと力を付けていったイメージがあるし、これからの伸び代に期待したい。(アオケイ・宮本記者)