2024/07/17(水) 16:45 0 6
7月にデビューした126期生の中では最年長。学校の先生みたいな落ち着いた雰囲気があり、受け答えもしっかりしていた。
「学生時代はずっと陸上をやっていて、そのあとはトライアスロン、ロードレースでオリンピックを目指していました。自分の中では2020年の東京オリンピックをひとつの区切りと考えていたし、そこで補欠になってからは競技を全てやめるつもりだったんですが…。一度きりの人生でこのまま終わったら後悔するなと、もう一度気持ちを奮い立たせてガールズケイリンの世界に飛び込みました」
自転車には慣れ親しんで『歴』も長かった中原だが、選手への道は苦労の連続だったようで、「18年間ずっと持久系でやってきたので、そこからいきなり100メートル走、200メートル走を頑張りなさいっていうのはかなり戸惑いました。ロングからスプリントというのは前例もあまりないみたいで、養成所の教官からも『今までこういうタイプはいなかったから、これから目指す人へのロールモデルになってほしい』と言われたくらい。ほんと大変でしたね(苦笑)」。
そして待ちに待ったデビュー戦については、「最初からいきなり結果が出るほどあまくはないと思っています。今できることを精一杯できたらいいですね。同じレースを走る加瀬加奈子さんはトライアスロンの大先輩で、私がオリンピックを目指していた2018年に『競輪に来なよ』と声をかけてもらっている。今回こうやってお会いできるのはものすごく楽しみだし、どこまでやれるか頑張ってみます!」。