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【青森競輪・ミッドナイト】本格デビューを果たした小堀敢太は「自分の走りを確立するために努力は惜しまない」

2024/07/11(木) 08:30 0 1

青森競輪場のミッドナイト「WinTicket杯(FII)」は11日、2日目を迎える。3Rのチャレンジ準決勝に出場する小堀敢太に話を聞いてみた。

「今のままで上へ行っても通用しないのは分かっている」と話す小堀敢太

 予選は自らスタートを取って正攻法からの組み立てだった。そのまま赤板から突っ張るかに思えたが、中嶋樹のスピードが良くて結果、1センター付近で車を下げてしまった。それでもしっかり立て直して打鐘過ぎの4コーナーから仕掛けて中嶋樹を叩き切り、番手を回った中野良とワンツーを決めた。3番手の佐藤純嘉も3着に入り、3連単は一番人気での決着だ。

「突っ張る気満々だったんですけど、あのまま(中嶋樹の)内から行ってしまうと中野さんと佐藤さんは付いて来るのがキツいと思って3歩でやめました(笑)。あと単騎で出たところで差されてしまうかもしれないし(苦笑)。それで打鐘では仕掛けようと思ったんですが、まだ自分の態勢が整っていなかったので、4コーナーの下りを利用して巻き返そうと。持ち味は下げてドン。それで長い距離を踏むのが自分の力を一番発揮できるんですよ」と言う。

「あと前回の弥彦ですけど、決勝(楠本政明に捲られて5着)では悔しい思いをした。ただ、参加する時にギヤとチェーンを忘れてしまって弥彦で買って走ったんですよ。走っていてもいつもの感じではなくて…。2日目も神山(尚)さんに簡単に抜かれてしまったし、本当に不本意な走りでした。今回は自分の物を使っているので感触はバッチリなんですが、まだまだ逃げるにしても『逃げ方』が上手くないんですよ。だから抜かれてしまうんですよね」と現状を分析。

 これからの事に話を向けると「今のままで上へ行っても通用しないのは分かっている。だから(チャレンジ戦で)できる限り勉強したいし、ドンと出て町田太我君みたいに長い距離を踏むのが自分の理想型。それを確立できるまでの努力は惜しまないつもりです」と話してくれた。(アオケイ・忍足記者)

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