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【サマーナイトフェスティバル】今節のレース展望!

2024/07/10(水) 16:30 0 26

松戸競輪場のナイター競輪「第20回サマーナイトフェスティバル(GII)&ガールズケイリンフェスティバル」は13日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 今大会はGII開催で、3日間の短期シリーズだが、優勝賞金は1500万円と高額。準優勝が720万円、3着でも450万円あり、3着でも記念の優勝賞金と同レベル。残りのGIも来月のオールスター、弥彦親王牌、小倉競輪祭と3つになり、賞金争いも激しくなってきた。現状グランプリを確定しているのは、ダービー王の平原康多、全日本選抜の郡司浩平高松宮記念杯の北井佑季。すでに1億円以上の賞金がある古性優作、8000万円の清水裕友は、ほぼ当選確実。続いて6600万円の岩本俊介、4800万円の脇本雄太と続いている。岩本俊介は、大きな怪我や長期の斡旋停止がなければ、ほぼ大丈夫と言えるだろう。

脇本雄太

 初日特選の想定の並びだが、近畿はシンプルに脇本雄太古性優作。中国ゴールデンコンビは清水裕友松浦悠士。近畿も中国も、コメントを聞かないと分からないが、逆並びは多分ないだろう。本命は古性優作が無難だろう。あのストイックの走りは、当分、古性時代が継続する。あとは、ワッキーの後ろと言うのが吉と出るか凶と出るかだ。

古性優作

眞杉匠

 そして関東の眞杉匠、九州の山崎賢人は、それぞれ単騎。南関の並びが一番難しく、話し合いになるが、北井佑季郡司浩平深谷知広。あるいは、北井、深谷、郡司の折り合いだろう。どうあれ、北井がGIを制覇して、南関地区は更に有利に戦える。

郡司浩平

深谷知広

 もちろん、北井の番手を回る選手も当然車券は売れる。この大会との相性の良さは4連覇を目指す松浦悠士。今年は怪我で波に乗れないでいるが、このまま黙っている男ではない。

松浦悠士

 小松島記念の清水裕友の動きも悪くなく、サマーナイトの優勝実績もある。単騎を大得意にしている眞杉匠の捲り一発も可能だろう。

清水裕友

 大物の不在は平原康多ぐらいで、あとは、いつもの超一流のメンバーが集まった。特選シード組が有利だが、予選からは犬伏湧也吉田拓矢が注目される。S班も全員参加で、予選から激しい攻防が予想される。

犬伏湧也

 ガールズケイリンフェスティバルは、来年から新たなGIが創設されるので、今年が最後の大会。ナショナルチームのメンバーが不在で児玉碧衣がシリーズリーダーだ。当サイトで、ガールズの第一人者の松本直記者が、詳しく書いているので、そちらを参照して欲しい。

児玉碧衣

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