2024/06/30(日) 21:15 0 2
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「6月第4戦」が幕を閉じた。12R決勝で9回連続完全優勝で最多連勝記録を36連勝に伸ばした河端朋之に話を聞いた。(アオケイ・宮本記者)
決勝戦の並びは田川翔琉-依田翔大-山田義彦-徳田匠-河端朋之-滝本幸正の並び。残り3周でペーサーが外れ、残り2周半で山田が上昇。その上を徳田が叩き、隊列が短くなったところをすかさず河端が叩いて先行態勢。真後ろの滝本は口が空きながらも何とか追い付いた。後続からの巻き返しは厳しく、圧巻の逃げ切り勝ちを河端が決めた。
ーー優勝おめでとうございます。9回連続完全優勝で36連勝成し遂げましたね。
河端:ありがとうございます。(連勝記録については)数えると緊張してしまうので、もう数えません(苦笑)。
ーー決勝のレースを振り返って頂きたいのですが、すかさずスピードを殺さないような仕掛けでしたね。
河端:そうですね。決勝は仕掛ける選手が多かったので、捲りに構えてしまうよりは早めにでも前に出てしまった方がいいですからね。出切れたらゴールまで踏み切ろうと。残り2周ならゴールまで何とか持つかなと。
ーー今開催は小さいお子さんも多くて、表彰式のあとも凄い人気でしたね。
河端:そうでしたね。やっぱり嬉しいですよ(満面の笑み)。
ーーこのあとは久留米、岐阜とFI戦が続いて、オールスターが控えていますね。
河端:久留米、岐阜のあとにここ(PIST6)が入っています。PIST6だけでなく、一戦一戦、目の前の1着を目指していきたいです。
ーー競輪の方の話になりますが、近況は点数も右肩上がりで上向いていますね。
河端:行ったり来たりですけどね。若い子達がどんどん出てきているので、ただ捲りに構えるだけではなく、逃げと捲りを使い分けていこうと。この歳で走り方を変えてもって感じですけどね(苦笑)。
最多優勝数は先日、堀江省吾が11回を達成。河端は9回の優勝だが、36という連勝数は断トツ。誰も止めることはできない勢いだ。