6月30日、取手競輪場で行われた能登半島支援 水戸黄門賞(GIII・4日目)の決勝は、最終コーナー2番手から吉田拓矢(29歳・茨城=107期)が抜け出して1着、内をすくって追い込んだ守澤太志(38歳・秋田=96期)が2着、捲った山口拳矢(28歳・岐阜=117期)が3着に入った。3連単は①-⑨-②で23,100円という配当だった。
レースは関東5車が前受け。
脇本雄太(35歳・
福井=94期)は7番手。残り2周から先頭の
小林泰正(29歳・群馬=113期)がスピードに乗せ、打鐘でさらにペースを上げてフルスロットル。残り1周を切ったところで早くも
坂井洋(29歳・栃木=115期)が番手捲り。そのタイミングで脇本が仕掛けたが、前の牽制の煽りを食らって外へ膨れてしまう。すぐさま脇本の番手の山口が自力に転じて捲りを放つ。前では守澤が内をすくいながら3番手まで上がっている。最終コーナー手前で山口の捲りに合わせて吉田が番手から一気にスパート。そのまま吉田が押し切り、見事地元記念を制した。