2021/07/16(金) 17:30 0 2
函館競輪GII「第17回サマーナイトフェスティバル」が16日に幕を開けた。予選2Rでワンツーを決めた太田竜馬と阿竹智史の徳島コンビに話を聞いた。
太田竜馬は岩本俊介が切った上を叩いて主導権。2着だったが鐘前先行には納得している。「長いと思ったけどすかさず行けた。調子が良いか悪いかは、長い距離を行く方が絶対に把握できる。仕掛けに迷いが無かったし状態がいいからできたと思う」。
小松島記念を制覇し、その際には「GI、II戦線でスキのない選手になりたいと思っています。一発だけの選手と見られるのは…」とこの先の目標を口にしていたが、さっそく有言実行の魅せるレースができた。「まあ、これが第一歩ですね!」とはにかんだ。
車間を空けて太田竜馬を援護し交わした阿竹智史は「鐘からハイペースだった。タレることなく踏み上がった。すごい」と太田を絶賛した。
ちなみに阿竹の弟子である犬伏湧也が今日の小松島デビュー戦で完全Vを達成した。その件のコメントを求めると「レースですか? 見ていないんです。上がりタイムはどれぐらいでしたか?」と記者に逆取材。上がりタイムが10秒7と知ると「普通やね。バンクレコード(10秒5)を狙うと思ってた」とさらり。それでも「自分のベストタイム(10秒9)は更新されましたよ(笑)」と犬伏のポテンシャルの高さにおののいていた。(netkeirin特派員)