2024/06/22(土) 15:00 0 5
オープニングレースは地元トリオが上位独占。前受けした後藤大輝が突っ張って逃げ、坂本健太郎が差し切った。3番手で3着に流れ込んだ紫原政文は「あの形が一番良かったですからね」と振り返った。
紫原は今回で6年連続の地元記念出走。師匠の中野浩一氏の冠レースで気持ちは誰よりも入っている。
「毎年呼んでいただいてありがたい。後輩2人が頑張ってくれたおかげ。来年は出るのがちょっと厳しそう(このままだとA級が濃厚)だし、今回が最後だと思って来ました。もちろん、2年後は出たいですけどね。もう56歳ですからね」
朝から雨が降っていたが、1R前に雨がやみ、風も弱まった。坂本と「コンディション的にも(流れが)向いてくれた」と笑い合った。ひとまず一次予選をクリア。昨年と一昨年は二次予選で敗退しており、3年ぶりの準決勝進出を狙う。
「3月と4月はドン底だったけど、少しずつ踏めている感じがある。3年ぶりですか、欲だけはあるんで! 頑張ります」
今開催の最年長が、1年に1度の晴れの舞台で気合の走りを披露する。(netkeirin特派員)