2024/06/02(日) 09:45 0 0
初日は正攻法から強引な突っ張り先行だ。それで最後まで粘りに粘るが、ゴール前で番手の坂本敏也と3番手から外を踏んだ千澤大輔に抜かれて3着となってしまった。
「先輩に任されていたし、自分のスタイルからいっても逃げるしかなかった。道中で脚を使わされたのがタレた原因だけど、積極的に駆けられたので内容には満足しています」と振り返る。
「練習のスタイルはデビュー当時から変わっていませんし、自分はチャレンジの間は逃げ1本と決めているんですよ、まだまだ末脚が甘いところがありますがね(苦笑)。今はPIST6も走っていますが、それは脚作りを兼ねてです。競輪は駆け引きが重要になってきますが、PISTは一度踏んだら踏みっぱなしなんで競輪とは真逆。それでも自分にとってはいい経験になっています。来期は2班に上がりますが、上でも先行1本でいきたい。壁にぶつかるまでは今のスタイルを貫きます」と熱っぽく話す。
発表された準決勝のメンバーを見ると「山田君とは1戦1敗だったと思うんですよね。う〜ん、どうしようかな? 自分で捲りは封印しているんですけど…。まあ、野上さんの動きもありますから、とにかく焦らないよう冷静に走ります」と締め括った。(アオケイ・忍足記者)