2024/05/27(月) 22:30 0 9
石原と町田は、年齢はひとつ石原が上だが、同期で中四国同士とあって妙にウマが合うようで、いつも検車場でじゃれあっている。その姿はまるで同学年のよう。リラックス効果もあってか、両者ともにスイスイと決勝へ勝ち上がった。
さて、注目は片岡迪之を含めた中四国の並び。
「並ぶなら2人の前後がどうあれ3番手」と片岡は2人にすべて預けて静観したが、石原が早々と「今回は自分で動きたかったので前でやりたいと伝えました。でも、町田はチキっていて、狙われるかもしれないから番手回りは嫌みたい(笑)」と打ち明けた。
確かに町田が人の後ろを回っているイメージは少なく、本人も「(番手は)3、4回目ぐらいしかないです」とのこと。それでも「バックを取れるように頑張ります(笑い)」と、おどけながら石原に熱いジャブを飛ばした。
2人の連係はルーキーシリーズと2021年の静岡「ヤンググランプリ」以来。その2回はいずれも町田が前回りだったが、今回は初めて石原が駆ける。前途有望な若き中四国コンビに新展開が訪れた。12R決勝は要注目だ。(netkeirin特派員)