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【小倉競輪・ミッドナイト】南修二フレームで良化ムードの垣外中勝哉

2024/05/22(水) 18:30 0 5

小倉競輪場のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」は23日に開幕する。5Rのチャレンジ予選に出走する垣外中勝哉に話を聞いた

「あらためて自転車って大事なんだって思いましたね」と話す垣外中勝哉

 2節連続で初日3着の垣外中勝哉。2場所前の向日町で昨年6月以来となる初日の車券絡みを果たすと、続く岐阜でも存在感を示した。

「4場所前の岸和田の最終日から、後輩の南修二に借りたフレームを使ってます。それから感触がいいですね。だいぶ進むなぁって感覚がある」

 S級のトップクラスで活躍する後輩の自転車が好感触。どのような経緯で使用する事になったのだろうか。

「去年の競輪祭後に、競輪場で修二とフレームの話をしていたんです。そうしたら“1台あるから乗ってみてください”って言ってもらって。実は相当前に、修二に借りた事があったんだけど、全然乗りこなせなかったんですよ。コーナーはすごく流れて走りやすいんだけど、直線でハンドルを取られてしまう感じ。不安定で自分にはダメで断念したんです。今回は気長に調整して、練習でもそこそこ乗れるようになった。そうしたら修二が“レースでも乗ってみてください”って」

 4月の地元戦最終日から投入し、補充出走を含めると4節が経過した。

「あらためて自転車って大事なんだって思いましたね。せっかくいい自転車なのにもったいないですよね。もっと脚があればもっと出るのかなという感じがある。すごく楽になりましたね。終わってからハァハァする事も以前よりは短くなった。S級の時に乗ってみたかったですね。スピードが上がれば上がるほどいいんでしょうね。上位ってすごいなぁ。修二があれだけ伸びてくる理由がわかりますね。コーナーで脚をためられるから。自転車にひと工夫もふた工夫もすればこんあに違うのか、と。フレームはいいから、あとは自分の脚。バックを踏まない展開になってくれれば面白いですよ」

 7月からは2班に復帰する。今回を含めて残り4節。強力な相棒、南修二フレームでさらに復調をアピールする。(netkeirin特派員)

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