2024/05/10(金) 18:15 0 1
競輪選手には様々なタイプの人種がいるが、中でも気持ちで走るタイプが多い気がする。この井寺という男はまさしくそれで、いつも熱い走りをしている印象だ。
「2分戦は突っ張り先行がセオリー。出させなければ良いし、出られたら飛び付きも考えて走っている。バック数は減ったけど、そういう気持ちで走っています」と相変わらずギラギラしている。
初日は夏目新吾との2分戦。早速持ち味が出そうな対戦となったが、 「夏目さんは相手としてやるときは凄く嫌。昔、お互いに先行を意識し合って早期追い抜きギリギリになった。そのあとの開催かなんかで夏目さんは早期追い抜きしていたし、今回もギリギリのチキンレースになるでしょう(笑)」。
ラインは3対3対1の構図で得点上位者の井寺は最内を得た。S取りを決めるならば「自分の形」に持ち込みそうだ。(アオケイ・石濱記者)