2021/07/04(日) 12:00 0 0
デビュー後2年半でS級へ昇格。とんとん拍子で出世した天才肌だが、ピークは長くは続かず。2011年の後期にA級へ降格すると、以降はA級1・2班とチャレンジを行ったり来たりのエレベーター生活が定着してしまった。大きな要因は持病の腰痛が悪化したことだが、「あまり練習をしていなかった(苦笑)」と“才能一本”で走っていた影響もあるのだろう。
そんな加賀美が今、「若い頃よりも練習しています」と胸を張る。「弟子の小林令や今年デビューした中島詩音たちと良い練習ができている。あとはそれを実戦で出すだけなんですけどね(笑)」とさわやかな笑顔を振りまいた。
初日は「新人と位置取り重視の相手っていう苦手な構成で…。前に出れば良い事があるかなって思ったけどダメ。完全に自分の負けパターンになってしまいました」と不発に終わったが「腰の具合は大丈夫そう。負け戦はしっかり結果を出したい」と自信ありげ。2日目以降の巻き返しは必至だろう。(netkeirin特派員)