2021/07/04(日) 10:30 0 0
準決勝は3車で正攻法の位置を選択し、赤板で渋川聡士が押さえに来ると早めに下げた。高田隼人が渋川聡士を叩いて先頭に立つと、すかさず打鐘で巻き返して杉浦康一を引き込む。100満点のレース内容で決勝へ進出だ。「この2日間は出し切るレースができているし、ワンツーも決められている。脚の感じもいいですよ」と笑顔を見せた。
並びは木村佑来ー杉浦康一、堀江省吾ー伊藤大理ー坂本英一、栗本武典ー市川博章。2対3対2の3分戦となり、新人3人での力対決に注目が集まる一戦だ。
「自分の脚質はダッシュ。栗本さん、堀江さんとは在所時代に闘っているし、強いのは知っています。堀江さんは中長距離をやっていたと聞いているし、もがき合うと分が悪いでしょう。栗本さんもダッシュが凄いですし…。だから、勝負どころで思い切って仕掛けたい。まずは9連勝して1・2班に特班するのが今の目標。ここをしっかり勝って次に繋げたい」。(アオケイ・忍足記者)