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【ゴールド・ウイング賞】追い込みにシフトチェンジした土屋壮登

2024/04/23(火) 16:45 0 3

西武園競輪場の「ゴールド・ウイング賞(GIII)」が23日に幕を閉じた。最終日の6Rを走り終えた土屋壮登に話を聞いた。

「自分が納得できればラインを固めたい」と話す土屋壮登

 3日目からの補充出走の土屋。最終日は後輩の山口多聞が目標の番組。山口は連日、新鋭らしい走りで魅せていたが、最終日も突っ張り切ってのレース。山口の番手で2着に食い下がった。

「僕は多聞君に離れないようにしていただけ。なんにも覚えていないです(苦笑)。優しい駆け方だった? いや、抜かせてくれなかったので、優しくはなかったですね(苦笑)。良いペースだったし、カカりも凄く良かったですよ。これが自力屋なんだなと思いました」と後輩の圧巻の逃げを絶賛していた。

 今期に入ってから関東の3番手を固めていたりしたのだが、追い込みにシフトチェンジを決めたようだ。

「自分の中途半端な自力で後ろに迷惑をかける訳にはいかない。年齢的にも追い込みになった方が良いのかなと。自分が納得できればラインを固めたい。(誰かにアドバイスを聞いたりしているのか聞くと)今回一緒の小沼良さんに教えてもらいました。残念ながら(小沼が最終日に)落車をしてしまったけど、少しずつ覚えていければ」と新たなスタートに前向きだった。

 土屋はA級時代も番組の構成で番手を回る機会も多かった。無理な選択ではないし、埼玉だけでなく関東には偉大なる追い込み選手もたくさんいる。少しずつスキルを身につけ結果を残していく。(アオケイ・宮本記者)

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