2024/04/22(月) 19:45 0 18
西武園競輪場の「ゴールド・ウイング賞(GIII)」は23日に最終日を迎える。特別優秀戦に出走する野田源一に話を聞いた。
2、3日目は「ノダゲンスタイル」で単騎の競走だった野田源一。2日目は立ち遅れて敗退してしまったが、3日目は番手捲りを打った河端朋之に乗る形で1着をゲットした。
「このメンバーでは河端君が抜けた存在かなと思っていたので取りあえずそこを追った。付いて行けば確定板はあると思ったしチャンスはあると思っていました。自分と河端君の折り返しから売れていたし、自分は単騎だったけど少し残してあげたい気持ちも…。ただ、1着を取りたい気持ちで早めに踏みました」と振り返る。
とにかく番手の競走がない野田が4角ハコ展開で迎えるのは非常に珍しく「そうですね。1年に1度あるかないか。今S級でこのスタイルを貫いているのは自分と原田研太朗君と伊藤信君。まだ45歳だし、これで1着が取れなかったらまた若い子に付いたりはあるかもだけど、このスタイルをやめる気は今の所ないですね」。
今の若手は早々に追い込みに転身したりする選手が多いだけに「まだ45歳」と言う言葉に対して好感を持つ人は多いはず。近況は少し点数を下げているが、個人的にはこのスタイルをずっと貫いて欲しい。(アオケイ・松野記者)