閉じる

【前橋競輪・ナイター】今節のレース展望!

2024/04/13(土) 23:00 0 1

前橋競輪場のナイター「やっぱ!オズパ!杯(FII)」は14日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

藤田周磨

 前期、S級も経験している藤田周磨が今節のシリーズリーダーだ。A級に落ちてからは、安定したパワー勝負で、3月開催の高知の失格以外は、オール優出。地元の西武園だったが、2月開催では完全優勝。当地も1月開催で走っており特選3着、準決1着、決勝5着だった。決勝は本多哲也の一撃に敗れたが、連日、自分でレースを作っていた。番手は埼玉同士の柿沼信也。柿ピーのニックネームがあるが、人の良さが、顔にもにじみ出ている。

 北日本の機動型は猪狩祐樹。ロングの仕掛けはなくなったが、捲りは冴え渡っている。ここまで好調が長引けば、フロックでなく、底力のアップに成功したとみたい。援護役は長らくS級で活躍していた佐々木省司

 南関は、内山雅貴が追加で入り、機動型は矢口大樹と二枚看板。これに副島和人稲葉一真がアシスト役になる。

 チャレンジは、新人の佐藤譲士郎鳥海創小笠原一真の優勝争いになるが、機動力は、ほぼ互角。そのシリーズでのデキの良さと悪さで、勝負に決着がつく。佐藤譲士郎は昨年の10月に初優勝。そこから優勝は遠ざかり、3月開催の地元戦で完全V。これで気持ちも楽になったはず。鳥海創は、昨年8月の豊橋で初優勝したが、そこからは一進一退の成績。メンバー的に、今回、獲ってもおかしくない。小笠原一真は、3月中旬の時点で優勝はないが、時折凄いスピードを発揮。地元からは沼川夢久長岡豪が参戦して、予選は突破したい。

 ガールズケイリンは、競走センス抜群の石井寛子が完全優勝を決める。普通開催では、無双状態と言っても良い強さ。的確な位置取りから、最後は、ズバッと差すのが持ち味。2角捲りが理想でもあるが、勝ちに拘るスタイルが、ファンから人気がある所以。今年はGIを獲り、最後のグランプリで優勝するのが目標だ。

 次の評価が吉村早那香。優勝は少ないが、コンスタントに決勝進出。自力兼備の選手で、石井寛子より前にいるなら、僅かに逆転の可能性もある。吉岡詩織が、この3人の中では、一番長い距離をもがける。短走路のドームの特性を活かしたい。ガールズケイリンの功労者の中村由香里も決勝には進出しそうだ。

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票